ヒートシール検査機 Heat seal tester

特長
“音のヤマハ”から生まれた超音波カメラ ULTRASONICA®
ヒートシール不良は外観から判断するのが難しく、シール内部の剥離や気泡は目視やカメラでは検出できません。一方、人による抜き取りや破壊検査といった従来手法では全数保証できず、不良品の市場流出による大規模回収やブランド毀損へと直結するリスクを常に抱えています。
こうした背景のもと誕生したのが、“音のヤマハ”から生まれた超音波カメラ ULTRASONICA®です。
独自の空中超音波センサーと音響信号処理技術により、シール内部の状態を可視化。非破壊・非接触・インラインでの全数検査を可能にします。
シール品質を数値と画像で客観的に把握できるため、出荷判定の根拠を明確にし、流出リスクを工程内で低減。さらに、検査データを記録・提示することで、監査対応や取引先への品質説明責任の強化にも貢献します。食品・医薬品・化成品など幅広い分野において、包装の品質保証水準を一段引き上げる最先端の選択肢です。
こうした背景のもと誕生したのが、“音のヤマハ”から生まれた超音波カメラ ULTRASONICA®です。
独自の空中超音波センサーと音響信号処理技術により、シール内部の状態を可視化。非破壊・非接触・インラインでの全数検査を可能にします。
シール品質を数値と画像で客観的に把握できるため、出荷判定の根拠を明確にし、流出リスクを工程内で低減。さらに、検査データを記録・提示することで、監査対応や取引先への品質説明責任の強化にも貢献します。食品・医薬品・化成品など幅広い分野において、包装の品質保証水準を一段引き上げる最先端の選択肢です。
高い検査精度により不良流出を防止
正確性
業界初ラインセンサー搭載の超音波式ヒートシール検査機です。ヤマハの高度な音響信号処理技術により、圧倒的な検出感度を実現しました。原理的に優れた超音波検査方式は、包装の色や材質に影響を受けにくく、これまで検出が難しかったシール不良も明確に可視化します。非破壊・非接触でシール内部まで確実に捉え、全数自動検査により、不良流出を防ぎます。
革新的な超音波カメラ搭載
安定生産を実現する賢い判定機能
安定性
ULTRASONICA®は最大6つの判定機能を搭載。包装形態や製品仕様に応じて最適な判定項目を選択でき、多様なシール不良に幅広く対応した検査を実現します。さらに複数項目の組み合わせ判定により過検知を抑制し、不要な排出や歩留まり低下を防止。最大60m/minの搬送速度に対応し、高速ラインでも品質のばらつきを抑え、安定した品質管理と効率的な生産に貢献します。
多彩な判定機能
全数画像保存による確かな品質保証
信頼性
超音波方式により、シール状態をくっきりと画像化。これまで数値やグラフでしか把握できなかった不良箇所の位置やサイズ、形状まで一目で確認できます。検査結果は画像データとして全数保存され、100%のトレーサビリティを確保。厳格な品質保証体制を構築することで、お取引先様からの高い信頼獲得に貢献します。さらに、不良発生原因の解析や継続的な品質改善にも活用可能です。
シール品質の見える化
独自の空中超音波テクノロジーでシール状態を可視化
超音波センサーヘッドにシール部を通過させることで、最大20mm幅のシール状態を画像化します。超音波信号強度の変化を利用してシール状態を可視化する検査原理により、アルミ包材や印刷フィルムなどでは外観から判定が難しく、見逃されがちな包装不良を非破壊で捉えます。
![[画像]超音波センサーヘッド](./file/1156/heatsealtester_img27.jpg)
超音波センサーヘッド
![[画像]判定画面と検査結果](./file/1157/heatsealtester_img28.jpg)
判定画面と検査画像
簡単設定
- 設定に専門的なスキルや経験、特別な資格は不要
- タッチパネルと洗練されたUIにより、直感的な操作が可能
- 良否判定を誰でも設定できる、かんたんレシピ作成機能
![[画像]簡単設定](./file/1056/heatsealtester_img05.jpg)
柔軟設置
- スペース制約の厳しい工程にも設置可能な超小型センサー
- 搬送中や箱詰め前など、検査位置の自由度が高い設計
- レイアウト変更時に大掛かりな工事を伴わない
![[画像]柔軟設置](./file/1061/heatsealtester_img06.jpg)
安定稼働
- 段取り替えの手間を抑制し、安定したライン稼働に貢献
- 定期交換部品不要で、ランニングコストを継続的に抑制
- 日常的な校正やメンテナンスは簡単で、専門知識も不要
![[画像]安定稼働](./file/1187/heatsealtester_img07.png)
情報活用
- 全袋のシール状態を数値データとして記録管理可能
- 生産設備の予兆管理・予防保全用途として活用可能
- 日別・月別の不良品数や分布傾向も把握可能
![[画像]情報活用](./file/1059/heatsealtester_img08.jpg)
不良例
![[画像]良品](./file/1167/heatsealtester_img29.png)
![[画像]シール抜け(剥離・未接着)](./file/1164/heatsealtester_img30.png)
![[画像]フィルムのヨレ・シワ](./file/1162/heatsealtester_img31.png)
![[画像]斜めシール・シールズレ](./file/1168/heatsealtester_img32.png)
![[画像]フィルムの折れ込み](./file/1165/heatsealtester_img33.png)
![[画像]シール部のピンホール](./file/1160/heatsealtester_img34.png)
![[画像]シール幅不足](./file/1158/heatsealtester_img35.png)
![[画像]袋の二枚取り](./file/1161/heatsealtester_img36.png)
![[画像]小麦粉の噛み込み](./file/1166/heatsealtester_img37.png)
![[画像]かつお節の噛み込み](./file/1159/heatsealtester_img38.png)
![[画像]不織布の噛み込み](./file/1169/heatsealtester_img39.png)
![[画像]過溶着・フィルム変形](./file/1163/heatsealtester_img40.png)
導入例
各種包装シール部に対応し、包装機内にも設置可能
検査可能な包装例
対象:トップシール
![[画像]対象:トップシール](./file/1172/heatsealtester_img41.jpg)
対象:センターシール・縦シール
![[画像]対象:センターシール・縦シール](./file/1170/heatsealtester_img42.jpg)
対象:トップシール
![[画像]対象:トップシール](./file/1173/heatsealtester_img41sp.jpg)
対象:センターシール・縦シール
![[画像]対象:センターシール・縦シール](./file/1171/heatsealtester_img42sp.jpg)
導入可能な工程例
ロータリー包装機
![[画像]ロータリー包装機](./file/1177/heatsealtester_img43.jpg)
製袋包装機
![[画像]製袋包装機](./file/1178/heatsealtester_img44.jpg)
オートシール機
![[画像]オートシール機](./file/1174/heatsealtester_img45.jpg)
整列コンベア
![[画像]整列コンベア](./file/1176/heatsealtester_img46.jpg)
横ピロー包装機
![[画像]横ピロー包装機](./file/1179/heatsealtester_img47.jpg)
縦ピロー包装機
![[画像]縦ピロー包装機](./file/1175/heatsealtester_img48.jpg)
包装形態・包装材料ごとの検査可否一覧
包装仕様や条件により、下記に該当する場合でも検査可否が異なる場合があります。以下は導入検討時の参考例です。
| 検査できる包材 | 例 |
|---|---|
| 樹脂フィルム/ラミネート包材 | 透明袋、白ベタ/印刷袋、遮光袋、着色フィルム など |
| 金属系ハイバリア包材 | アルミ蒸着袋、アルミ箔ラミネート、透明蒸着バリア袋 など |
| 紙・不織布・繊維系包材 | 環境配慮系包材、不織布袋、単層紙包材 など |
| 検査できない包装 | 例 |
|---|---|
| 多層・多重シール構造 | トップ/エンドとセンターの重なり、ガゼット袋、クラフト紙とPEの二重袋 など |
| 立体容器・成形容器のシール部 | スパウトパウチ、トレー/カップシール包装、ブリスター包装、深絞り容器 など |
| シール部を有さない包装形態 | シュリンク包装、スリーブ包装、スキンパック など |
FAQ
- ULTRASONICA®では、どのようなシール不良を検出できますか?
- シール抜け、剥離、ピンホール、シワ、折れ込み、シール位置ズレ、二枚取り、粉や不織布などの噛み込み、過溶着、弱溶着などの検出に対応します。
ただし、検出可否や検出精度は、包材構成、シール幅、内容物、搬送状態、不良の大きさ・位置などによって異なります。実包材・実サンプルによる事前評価にてご確認ください。 - 外観からは見えにくいシール不良も検出できますか?
- はい。ULTRASONICA®は、空中超音波方式を採用しているため、不透明な包材でもヒートシール部の内部状態を画像化できます。
目視検査では判断しにくいシール部の剥離や、粉噛み、弱溶着など、外観だけでは見落としやすい不良の検出をサポートします。 - 検査のために袋を開封したり、加圧したり、水に浸したりしますか?
- いいえ。開封・加圧・水浸は必要ありません。
ULTRASONICA®は、空中超音波を用いてヒートシール部を非破壊・非接触で全数自動検査します。
包装機内への組み込みに加え、搬送中の検査にも対応できるため、製造工程内から出荷前の最終品質検査まで幅広く活用できます。 - どのような包材・包装形態に対応していますか?
- 透明・印刷樹脂フィルムをはじめ、アルミを含む包材など、さまざまなヒートシール部を検査対象とすることができます。
包装形態では、主にパウチのトップシール、横ピロー包装のセンターシールなどで導入・検証実績があります。
多重シール、立体容器、シール部が存在しない包装形態などは、検査が難しい場合があります。 - 生産ライン上で全数検査できますか?
- はい。包装機やコンベヤーと連携し、製造ライン上での全数検査を想定したシステムです。
実際の導入可否や検査構成は、包装機の仕様や搬送条件に依存します。 搬送姿勢、ピッチ、ライン速度、検査対象となるシール部、設置スペースなどを確認したうえでご提案します。
また、不良判定結果に応じて、排出装置と連携する構成にも対応可能です。 - 既存の包装ラインにも後付けできますか?
- 既存の包装ラインへの後付けについては、包装機の仕様や設置スペース、ライン条件によって取付可否が異なるため、まずはご使用の包装機メーカーへご相談ください。
- どの程度の小さな不良まで検出できますか?
- 最小φ1.0mmの欠陥を検出できます。
ただし、検出可否や検出精度は、包材構成、シール幅、内容物、搬送状態、不良の大きさ・位置などによって異なります。実包材・実サンプルによる事前評価にてご確認ください。 - 検査結果は確認・保存できますか?
- はい。シール部の検査画像と判定履歴を保存できます。
標準的な使用方法では約300万件の検査結果を記録可能です。保存件数は、検査条件や保存するデータ内容によって異なります。
さらに多くのデータを長期保存する場合は、外部記憶媒体の使用を推奨しています。
保存したデータは、不良発生時の原因分析や製造条件の見直し、品質記録の保管などに活用できます。 - 弱溶着やシール強度のばらつきにも活用できますか?
- はい。ULTRASONICA®は、シール部の状態を数値化できるため、弱溶着の検出やシール状態のばらつきの把握にも活用できます。
検査データの推移を継続的にモニタリングすることで、シール状態の変化を捉え、設備メンテナンスや予防保全への応用が期待できます。
ただし、検出可否や検出精度は、包材構成、シール幅、内容物、搬送状態、不良の大きさ・位置などによって異なります。実包材・実サンプルによる事前評価にてご確認ください。 - 導入前に、自社の包材・不良サンプルで評価できますか?
- はい。実際にご使用の包材を用いて、検査可否や不良の検出傾向を事前に評価できます。
評価には、良品・不良品の両方のサンプルが必要です。事前評価をご希望の方は、下記お問い合わせフォームよりご連絡ください。
サンプルテスト
無償サンプルテストのご案内
検査機導入をご検討のお客様へ、事前に検査性能を評価いただけるよう、サンプルテストを無償にて承っております。当社の超音波式ヒートシール検査機は、包装形態や包材構成、シール条件によって検出特性が異なります。そのため、導入検討にあたっては、実際の包装サンプルによる事前確認を推奨しております。良品・不良品の実サンプルを弊社まで送付いただければ、サンプルテスト報告書にてシール不良の検出可否をご確認いただけますので、ぜひご検討ください。
導入フロー
- お問い合わせ
- 要件ヒアリング
- サンプルテスト
- 納品・操作講習
ULTRASONICA® UE-02は中小企業省力化投資補助金カタログ注文型の対象製品です
![[画像]補助率最大50%](./file/1180/heatsealtester_img49.png)
JAPAN PACK AWARDS 2025
包装関連装置・機器部門でカテゴリー最優秀賞を受賞しました
![[画像]JAPAN PACK AWARDS 2025](./file/1181/heatsealtester_img50.png)


