ヒートシールテスター Heat seal tester
ソリューション
高い検査精度により不良流出を防止
正確性
業界初のラインセンサー搭載超音波カメラです。ヤマハの高度な音信号処理技術により圧倒的な感度を実現しました。誤判定率はたったの1万分の1。原理的に優れた超音波検査方式はパウチの色や材質に影響を受けないため、これまで検出が難しかった不良も明らかに。いかなる環境や工程でも変わらない検査性能をお届けします。
革新的な超音波カメラ搭載
賢い判定機能により安定生産を実現
安定性
ヒートシールの検査工程において生産性を左右する過検出率。厳しい検査基準は良品を不良判定し歩留まりを下げるだけでなく、自動検査後の確認作業や再調整が負担となる場合があります。そこでヤマハは過検知を抑制するための独自の判定アルゴリズムと賢い学習機能を開発。超音波ならではの生産安定化とロスコスト削減が可能です。
過検出を抑制する賢い機能
画像の全数保存により信頼性を向上
信頼性
超音波だから、シール面をくっきり画像化。これまで数値やグラフでしか分からなかった不良個所やサイズ、形状まで一目瞭然です。検査結果を画像データで全数保存して100%トレーサビリティも確保。厳格な品質保証体制は、お取引先様からの厚い信頼を獲得できます。また、不良発生原因の究明や品質改善に役立てることができます。
統計データの見える化で工程改善
特長
不良例
食品例
調理済食品 | シチュー、ハヤシ、スープ、パスタソース、八宝菜、マーボー豆腐、丼類の素、おでん |
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食肉加工品 | ハンバーグ、ミートボール、ヤキトリ、鶏肉の油漬け、コンビーフ、ソーセージ、酢豚 |
水産加工品 | ツナの油漬け、エビクリーム煮、ウナギのかば焼き、さんまのかば焼き、サバみそ煮 |
米飯類食品 | 赤飯、五目めし、牛めし、チキンライス、とり釜めし、白飯、おかゆ、雑炊 |
その他食品 | 乾麺、スパイス、調味料、ぜんざい、ベビーフード、介護食、ペットフード |
充填機例
工程例
改善効果
あなたの工場で改善効果が高いポイントは?
検査工程の人件費を計算する
検査に必要な人数 | 人 |
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1人当たり人件費 | 万円/年 |
完全自動検査に よる改善効果 |
万円/年 |
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クレームの対応費を計算する
クレーム発生件数 | 件/年 |
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1件当たり対応費 | 万円 |
不良流出ゼロに よる改善効果 |
万円/年 |
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不良品の廃棄ロスを計算する
対象製品の廃棄数 | 個/年 |
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1個当たり損失額 | 円 |
不良廃棄ゼロに よる改善効果 |
万円/年 |
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※弊社製品の改善効果による数値を保証するものではありません。
FAQ
ULTRASONICA®とは
超音波には見えないものを見る力があります。その力は、エコー診断や魚群探知、探傷検査など昔から幅広く活用されています。これらはいずれも伝搬性能の関係から、水などの接触媒体が必要不可欠です。
そんな中、検査対象を濡らさない・壊さない「理想の検査環境」を目指して開発したのがULTRASONICA®です。
接触媒体を必要としない非接触空中超音波により内部欠陥を瞬時に画像化できれば、今までできなかった検査ができるようになります。とりわけ人の目と手による検査が主流である食品包装業界において、それは長年の夢でした。
私たちはその夢を叶えるために、世界初のラインセンサー搭載超音波カメラの開発に挑戦しました。この技術により、センサーを通すだけで内部欠陥を瞬時に画像化することができるようになります。そこには“音のヤマハ”がこれまで積み重ねてきた経験とノウハウが注ぎ込まれています。
検査結果が瞬時に画像化されることで、得られる情報量は爆発的に増えます。その膨大な情報を処理し、可視化することが閃きにつながり、その閃きが新しいモノづくりの現場を創造します。私たちが目指すのは創造性に富んだ理想の工場です。
超音波による可視化を通じてモノづくり現場の創造性を高めるテクノロジー、それが ULTRASONICA®です。